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株式投資で失敗しないために、簿記は学習した方が良い?

株式投資 簿記

『株式投資で失敗しないために、簿記を学習した方が良いかな?』

投資を始めようとするとき、こう悩む方は少なくありません。
確かに、株式投資をするのに簿記の用語はよく出てくるし、企業の業績を判断する上で簿記の知識はとても有用な判断材料となります。

株式投資に簿記の知識が役に立つ、これは間違いありません。

しかし、株式投資で失敗しない為には、簿記の知識だけでは不十分です。
なぜなら、簿記で学ぶ知識のうち、株式投資に役立つ知識はほんの数%です。

私は簿記1級を取ってから株式投資を始めようと思い、2年間かけて簿記1級を取得しましたが、さっぱり株式投資の事など学びませんでした。

その後FP3級の資格を取得しましたが、そっちの方がよっぽど簿記1級より株式投資について学ぶことが多かったです。

株式投資のキホンと言える株価チャートの見方すら、分かってなかったですからねw

株式投資に簿記は必要?

よく、『簿記は株式投資に役立つ』という話を耳にします。

確かに、株式投資する上で簿記の知識がないよりはあった方が良いのは間違いありません。

ですが、必ずしも必要ではないです。

簿記で学ぶのは基本的に「仕訳」について学び、ゴールは「決算書の作成」なので、
そこから先の、決算書の分析についてはほとんど学ばないんですよね。

たとえば、会社の経理の担当者に株式投資について聞いてみてください。

ほとんどの人が株の事なんて分からないか、もしくはかじっていたとしても利益を出している人なんて少ないですよ。

割合で言えば、FPをやっている人の方が株で利益を出している人が多いですね。

しかし、簿記にしろFPにしろ、資格を取れば「株式投資に失敗しない」なんて夢のような話は現実にはありません。

資格を学べば株式投資に失敗しないのなら、巷で「株で失敗した」なんて話は無くなるでしょう。

株式投資に必要な知識とは

  • 口座開設についての知識
    • 特定口座(源泉徴収あり)とは
    • 特定口座(源泉徴収なし)とは
    • 一般口座とは
    • NISA、つみたてNISAとは?
  • 「株価チャート」の見方
  • 「PER」や「PBR」などの用語
  • 株で儲かった時、損した時の「税金」対策

これらはFPで学びます。

簿記で役に立つとしたら、企業の安全性については分かるのですが、それらの指標についてもFPで学ぶので、簿記の知識は無くても良いと思いますね・・

簿記の欠点は「過去志向」

株式投資を失敗したくないあたなに、簿記の勉強をあまりおすすめしない理由は、
簿記は「過去志向」だからです。

簿記は、過去の取引を正確に記録して、決算書(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)を作成します。

どこまで勉強しても、「過去」の事について学ぶばかりで企業の「未来」についてはほとんど学びません。

FPは未来志向

一方、FPでは「未来」の事について学びます。

そもそも、FP(ファイナンシャル・プランナー)とは

  • ファイナンシャル=金融に関係する
  • プランナー=計画を立てる人

資金計画を立てる為に必要な知識を学ぶ資格ですから、簿記とは正反対の「未来志向」の知識を学びます。

その中で、株式投資に関する知識も、もちろん学びます♪

簿記が扱うのは「法人のお金」

株式投資に簿記を学ぶのは『回り道だなあ』と思うのにはもう一つ理由があります。

簿記が扱うのは、「会社(法人)のお金」に関する知識だけなんですよね。

個人に関わるお金の運用方法、つまり株式投資や確定申告、年金制度などには一切触れません。

FPが扱うのは「個人のお金」

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. 金融資産運用
  3. タックスプランニング
  4. リスク管理
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

FPではこれらに関する知識を学びます。

どうですか?1~3は株式投資と深い関りがあるでしょう^^

株式投資するならFPを学ぶべし

『FPって、なんか胡散臭い』イメージありませんか?

テレビを見てても『ファイナンシャル・プランナーの〇〇です。』という自己紹介とともに登場する方は、何となく胡散臭いイメージを持っていました。

しかし、実際にFPの勉強をしてみると私たちの生活にとても役に立つ知識が満載で、まさに目から鱗でした。

FPの資格を主催している日本FP協会のホームページで、FPで学ぶ知識についての解説が掲載されています。
一部抜粋して引用します。

FPが対応する相談テーマの一例
家計管理
・日々の家計管理
・将来のための貯蓄方法 など

老後の生活設計
・老後の生活資金の準備方法
・老後の生活設計方法 など

資産運用
・退職金の運用方法
・投資信託などの金融商品の仕組み など

税制
・医療費控除や配偶者控除などの仕組み
・所得税などの仕組み など

保険
・保険の仕組み
・必要な死亡保障・医療保障の考え方 など

出典:日本FP協会 ファイナンシャル・プランナー(FP)とは

『日本は、お金に関する教育が足りない』と言われますが、今からでも遅くありません。

株式投資をする前にFPを学ぶのはとってもおすすめしますよ(^^)

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株式投資に資格の合否は直接関係ありませんが、とりあえず勉強のモチベーション維持&区切りに受験するのも悪くないと思います(^^)

株式投資だけがお金を増やす方法ではない!

FPを勉強すると、「株式投資だけがお金を増やす唯一の方法ではない」ことを理解できます。

つまり、自分に合ったお金の増やし方、無理のないライフプランの立て方が見えてきます。

今まで散々『株式投資に簿記が役立つ?それよりもFPがおすすめ!』
と話を綴ってきましたが、実際に株式投資には向き・不向きがあります。

だからこそ、FPを学んで自分に合った無理のない方法で「お金にゆとりのある生活を実現」させてください^^

もし、FPの勉強に興味がある人は一度無料のセミナーを受けてみてはいかがですか^^

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東京、神奈川、愛知、大阪で開催されています。

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