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簿記とFPどっちから取るべき?就職に有利な方は|両方取るメリットは

簿記とFP(ファイナンシャルプランナー)、どっちが就職に有利かな?

どちらも知名度が抜群で人気の資格です。

どっちから取るべきか?
はたしてどちらがより就職に有利?両方取った方が良いの?気になりますよね。

結論から言えばこうです。

「簿記」の方が万能性が高く、一般的な企業(職種)で求人が多い。

「FP」は保険・証券会社などの金融機関の就職に有利。

この2つの資格はともに「お金」に関する内容ですが、似ているようで異なります。
範囲が違うため、両方取るメリットもとても大きいです^^

関連:簿記が役に立つのはどんな仕事?

簿記とFPの違い

同じお金に関する知識ですが、

  • 簿記は「会社」のお金
  • FPは「個人」のお金

大雑把に違いを分けると、このようになります。

簿記は、会社の取引を記録したり、決算書を作成する為の知識を学ぶ資格です。

一方のFPは、主に個人の方を対象に、保険や不動産、資産運用などライフプラン(資金面の人生設計)を提案する為に必要な知識を学ぶ資格です。

難易度はどっちが高い?

簿記とFP技能士(ファイナンシャル・プランニング技能士)の1~3級の難易度は、どちらも同程度の難易度です。

3級はやさしいですが、2級ではけっこう難易度が上がります。

関連:簿記2級の勉強時間と難易度

1級ともなると、どちらも難関資格と言われるほど高難易度の資格です。

ただし、受ける順番や個人差による得意・不得意によっては、難易度に違いを感じるかもしれません。

暗記が得意な人はFPの方がかんたんと感じると思います。
逆に会計のセンスや理解力がある人は、簿記の方がかんたんに感じるかもしれません。

簿記とFP片方取るならどっちがおすすめ?

これから資格を取ろうとする時に、簿記とFPどっちから勉強しようかな?

と迷いますよね。実際に私が両方を取得した実感として、おすすめをまとめます。

希望の職種によって取る方を決めよう

あなたが就活など、仕事に資格を活かしたい。スキルアップを狙いたいのなら、
希望する職種によって、どちらから取得するべきかの優先順位を決めると良いと思います。

一般的な企業(職種)でつぶしが効くのは簿記

簿記とFPどっちが有利?

日商簿記2級は「企業が応募者に求める資格ランキング1位」になるなど、
抜群の知名度で企業の評価も高く、取得すれば一生有効で潰しが効く、万能型の資格です。

一般事務などの就職・転職を希望しているあなたは、簿記2級を目指して勉強するのをおすすめします^^

関連:簿記2級の取得メリットは抜群!

FPは保険・証券会社などの金融機関の就職に有利

一方、「保険会社や証券会社、銀行員や住宅メーカーなど不動産関係」の就職や転職を希望しているのなら、FPを勉強するのをおすすめします。

他にも、会計事務所の方は個人事業主の顧問先へアドバイスできる分野が広がると思います。

これら以外の業種でも、FPの知識は役立つ知識がとても多いです。
保険や年金、税金、資産運用など。身近なのに、よく知らない人も多いのでは?

簿記ほどの万能性はないものの、役に立つ機会は多いです。

企業が応募者に求める資格で、FP2級が常に上位にランクインされているのがその証拠です♪

簿記とFPを両方取るメリットは?

「簿記とFPのダブルライセンスはメリットが大きい」という話をよく聞きます。

これは、本当にその通りです。

簿記は、会社(法人)の仕訳しか学ばないので、個人の所得税とか全く分からないんですよね。
それだと、いざ経理で働く場合に「所得税の計算分からない!」「住民税の計算とか簿記で習ってない!」となってしまいます。

一方、FPでは、財務諸表に関する知識は深く学びません。よっぽど簿記3級の方が詳しく学習します。

まずはどちらかの2級取得を目指そう

もしあなたが、簿記とFPの両方を取るのなら、どちらかの2級まで取る事をおすすめします。

3級は初学者が受けるエントリー資格ですので、就職で評価されるのは2級からと考えた方が良いです。

ちなみに、1級となると、どちらもかなり難易度が高い資格で、長期間の勉強を強いられます。

その割には、独占業務資格ではないので、勉強時間に対してメリットが少ないと言われる側面もあります。

2級を習得後にもう片方の資格を取る事で、価値の相乗効果が生まれますし、何より1級を取るより遥かにカンタンなので、簿記とFP、2級のダブルライセンスは、勉強時間に対するメリットは大きいですよ♪

ちなみに、家計管理に役立つのは圧倒的にFP!

家計簿 貯金

ちなみに、家計簿などの自身の家計管理に役立つのは、FPの方が圧倒的に役に立ちます。

私は簿記1級取得後、なぜテレビを見ていて
『家計に関する悩みのアドバイスを会計のプロである公認会計士や税理士が行わず、独占業務資格のないFPが行っているのだろう?』と疑問に思い、小手調べでFPの資格を取ったら、実に役立つ知識が多くびっくりしましたw

FPで学ぶのは一般常識程度の知識ですが、それでもかなり勉強になります。

年末調整や確定申告、生活にまつわる税金、不動産取得に関する初期費用、保険など生涯かかる支出と年金のバランスが分かります。

『○○万円貯めたい』と漠然とした考えから、

今のうちに○○万円貯めなければならない!

という、自分なりのライフプラン、資金面の人生設計が立てられます。

お金の使い方に計画性が生まれるので、無駄なお金を使う機会を減らせると思います。

これだけでもFPを取得するメリットは十分すぎる程あります。

簿記も家計簿の付け方など知識を応用できますが、あくまで法人(会社)のお金管理の為の資格ですので、
個人向けのお金管理・資金計画の為の資格であるFPの方が、自分の生活に関する知識が満載で役に立ちます♪

同時に勉強するより、どちらかをじっくり学習しよう!

『簿記もFPも、同時に取りたい!』とやる気に満ち溢れている人も多いと思いますが、それはちょっと気持ちが空回りしているように思います。

3級だけなら同時取得も可能だと思いますが、2級を同時に勉強して取得するのはかなり厳しいです。
まずはどちらかに専念して勉強する事をおすすめします。

金融関係の業種ではFP技能士2級。
それ以外では(経理や総務などは特に)日商簿記2級。

まずはこの資格を取る事を考えてみてください♪

どっちが就職に有利かは業種にもよりますが、どっちを取ってもきっとあなたの人生で大いに役立ちますよ。

以上、簿記とFPどっちから取るべき?就職に有利な方は|両方取るメリットはでした。

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