日商簿記2級は「企業が求める資格・就職に役立つ資格」などのランキングで常に上位にランクインする資格です。
勉強が大変ですが、苦労した分、きっとあなたの可能性が大きく広がります。
知名度抜群で、就活で高評価・人気資格。様々な取得メリットをご紹介します。
スポンサーリンク
この記事の目次
日商簿記2級の取得メリット
日商簿記2級を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
一般的には「就活の為」という方も多いと思いますが、取得するメリットがあるからこそ、資格が評価されるのだと思います。
「なぜ、就活で評価されるのか?」を知るために、まずは取得することによるメリットをご紹介します。
財務諸表の仕組みが理解できるようになる
簿記2級を学ぶと、財務諸表の仕組みがなんとなく、自分なりに理解できるようになります。
財務諸表は全ての企業(会社)で作成する義務があるので、社会人として必須の知識とも言えます。
もちろん、借方・貸方、資産と負債・純資産、費用と収益など3級で学ぶ基礎知識も絶対的に必要ですが。
その基礎知識をより深く学び、貸借対照表と損益計算書の財務諸表の仕組みなどを理解できると、あらゆる企業・業種でその知識は役に立ちます。
知名度抜群で、一生有効な資格
日商簿記は、人事担当者なら100%知っていると言って良いでしょう。
その圧倒的知名度の資格が、合格すれば一生有効です。
複式簿記は人類の最も偉大な発明の一つと言われています。資本主義と複式簿記は切っても切れない関係にあり、資本主義が発展すればするほど、より高度な専門知識が必要とされます。
学習する財務諸表の概念や知識は、一生あなたの人生の役に立つと言って良いでしょう。
資格が評価され、自分の可能性が広がる
資格が評価されると、おのずと自分の会社に対する貢献度も上がりますよね。
今まで任されなかった仕事を頼まれたり、はたまた転職する選択肢だって増えるハズです。
そうして、資格が評価されることで、自分の可能性が広がるのが実感できるのは、本当に大きなメリットだと私は思います。
スポンサーリンク
「苦しい経験」を乗り越えると自信になる
日商簿記2級の合格率は、およそ20%前後。
※平均だと30%程度ですが、近年は難易度が上がってきており、20%前後で推移しています。
勉強していると、ほとんどの人が「辛い」と感じる時期があるはず。
それを乗り越えて「合格」を手にした経験は、本当に大きな自信へと繋がります。
何も達成していない人が「やれば出来る」というのと、何かを成し遂げた人の「やれば出来る」は、言葉の重みが違いますよね、
根拠のない自信ではなく、「やれば出来た!」という「根拠のある自信」が評価に繋がるのだと思います♪
『若いうちの苦労は買ってでもしろ』と言われたりもしますが、苦労する分、メリットも大きいのです。
苦しい経験を乗り越えるのはあなたの人生の
次のステップを狙うのも良し!
合格後、あなたには「勉強する習慣」が身に付いているので、次の資格へステップアップしやすいです。
社会保険労務士やFP、宅地建物取引士など他の専門分野の資格にチャレンジする場合も、「簿記2級」と併せて資格を持つ事で資格の価値や評価の相乗効果が期待できます。
さらには、日商簿記1級や税理士、公認会計士などの上位資格にチャレンジする人も多いです(^^)
私は、「簿記2級を独学で合格したのだから、講座を受講すれば難関資格も必ず受かる!」とステップアップしてゆきました。
日商簿記2級はどれくらい評価される?
さて、メリットの大きい日商簿記2級は、はたしてどれだけ就活で評価されるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
「企業が応募者に求める資格」ランキング1位
リクルートの「企業が応募者に求める資格」ランキングにて、1位が「日商簿記2級」です。
スポンサーリンク
リクルートと言えば「リクナビ」などの転職サイトが有名ですよね(^^)
同社に寄せられた求人から集計し「企業が応募者に求める資格」をランキングにしたところ、企業が最も求めている資格が日商簿記2級。
このことから、就職活動において大きく評価される資格である事は間違いないでしょう。
他にも数々の実績のある転職サイトの、数あるランキングでも、常に上位にランクインしています♪
2級と3級では、評価がかなり違う
企業から評価されるのは簿記2級から、というのが一般的です。
3級はエントリー資格として認知されているので、就職活動では評価が全然違うんです。
3級でも、履歴書に書かないよりもちろん良いのですが、採用側からするとそれほど評価されません。
2級レベルであれば、”簿記・財務諸表の知識がある。”と間違いなくアピールでき、就職・転職する際に評価されます^^
就職・転職に有利。実際に求人を覗いてみよう!
簿記2級のスキルは企業にどれほど必要とされているか?
ハローワークで求人情報を検索すればわかります。
参考:ハローワーク
エリアを選択し、「応募条件」の「免許・資格」欄の資格コードに
- “3624”(※日商簿記2級)
- “3625”(※日商簿記3級)
を入力して検索します。
すると、東京都では626 件検索がヒットしました。
(2017年9月24日現在)
これは、『応募条件』ですので、簿記2級がないと応募すらできない求人だけもけっこうある事が分かります。
応募条件にない場合の求人でも、大きなプラス評価の要素として働きます♪
まとめ。簿記2級は万人におすすめの資格
日商簿記2級は、勉強時間はそれほどかからない割に、取得メリットが大きく、多くの企業がその知識やスキルを必要としています。
「とりあえず資格を取りたい」あなたや「スキルアップしたい」「就活が不安」な方まで。万人におすすめできる資格です。
時間対効果抜群の資格!
簿記2級の合格に必要な勉強時間は150~250時間と言われています。
一方、難関と言われる資格の勉強時間は、800時間~数千時間かかるものもあります。
それらに比べて勉強時間の少ないにも関わらず、企業が求める資格ランキングで常に上位にランクインしており、時間対効果の良さは群を抜いています。
取得するメリットが抜群で、時間対効果抜群なのがオススメする理由です♪
通勤や通学で電車を利用している人は、往復の通勤(合計1時間とします)+家で30分くらい勉強すれば、3ヶ月~4ヶ月で合格できます。
パソコンスキルもあれば、なお良し!
簿記に精通している人はパソコンが苦手な人が多く、かつ経理などの実務にはパソコンがもはや必須ですので、併せてパソコンスキルも修得するのは強くオススメします!
パソコンスキルと言っても、ExcelやWordの知識があれば十分ですので、
それらに詳しくない人はMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の修得をオススメします。
以上、日商簿記2級の取得メリットは抜群!企業が求める高評価の資格でした。
コメントを残す