会計ソフトのシェアNo.1の「弥生会計」
これから導入を検討していたり、乗り換えを考えている方も多いと思います。
そんな弥生会計(弥生の青色申告)には
- クラウドタイプの「弥生オンライン」
- インストールタイプ(デスクトップ版)の「弥生19シリーズ」
の2種類がありますよね。
この記事では、両者の特徴や違いを分かりやすく解説するとともに、両製品を使った上で個人的な感想をまとめ、どっちがおすすめかご紹介します。
先に結論を言えば、
詳しくは後ほど説明しますが、操作性や動作の快適さなどが抜群に優れていて最も選ばれている会計ソフトだからです。
また、サポート体制や弥生会計の書籍なども発売されているので、会計の初心者でも安心して使いこなせる環境が整っています。
この記事の目次
弥生会計19(デスクトップ版)はこんな人におすすめ
- Windowsをお使いの人
- 法人、または青色申告を行う個人
①と②両方に該当する人は、デスクトップ版の弥生会計がおすすめです。
Windowsをお使いで、法人の会計や青色申告を行う人であれば、弥生会計19(やよいの青色申告19)は忙しい決算時期の心強い味方になります^^
デスクトップ版のメリット
- 初心者から上級者まで操作しやすい
- 関連書籍・マニュアルが豊富でイチから手順を学びやすい
- 動作がサクサク
メリットとしてはこんな感じ。
とにかく操作性に優れ、他のメーカー含めて最も完成度の高い会計ソフトだと私は思います。
デスクトップ版のデメリット
- 複式簿記の「仕訳」操作に慣れが必要
- Windows以外(Mac・スマホ)では使えない
- 複数のパソコンで使うには、上位版の製品(プロフェッショナル2ユーザーなど)が必要
クラウドタイプ(弥生オンライン)と比較した場合、デメリットはこのようになります。
このうち、1つ目の複式簿記の「仕訳」の操作についてですが、慣れれば逆にデスクトップ版弥生会計19の方が簡単で分かりやすいんです。
最初は「とっつきにくい」と感じる人が多いと思いますが、分からないことはサポートセンターに問い合わせも出来るし、ネットで検索すれば出てくる事も多いし、関連書籍も沢山あります。
あまり情報が少ないオンライン版よりも、デスクトップ版の方がむしろ操作性はメリットが大きいです。
Macの人はデスクトップ版は使えないので、オンライン版を使いましょう!
スマート取引取り込みはデスクトップ版でもできる
実は、銀行口座などと連携する「スマート取引取込」機能については、弥生会計ならデスクトップ版・オンライン版どちらにも搭載されています。
スマート取引取込の為にオンラインを検討している人ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、デスクトップ版でも可能なので大丈夫です。
詳細はこちら:弥生会計「スマート取引取込」
僕は使ったことないのですが、スマート取引取込を使っている人にメリットを聞くと
『銀行口座の残高と、会計データの残高を合わせる手間がなくなるので確実かつ、楽。』みたいです。
連携するまでの設定がけっこう面倒なのですが、実務で活用している人もかなり増えているので、便利な機能なのだと思います(^^)
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弥生会計オンラインはこんな人におすすめ
- Macを使っている人
- どうしてもスマホで入力したい人
- どうしても複数の端末で会計データを見たい人
- 白色申告を行う人
弥生会計オンラインのメリット
- Windows以外(Mac・スマホ)でも使える
- 複数の端末(パソコンやスマホ)で使える
- 複式簿記の「仕訳」操作に慣れていない人向けに「かんたん取引入力」がある
- 白色申告オンラインなら無料!
まず、白色申告の人は弥生オンラインの方がおすすめです。
申告書作成まで全て無料なのは「やよいの白色申告オンライン」だけです。
青色申告に変える時に、インストールタイプの弥生会計を導入するのがおすすめです。
ちなみに私も個人的に、白色申告オンラインを使っています^^
また、どうしてもスマホなど複数の端末で会計データを触りたい人や、Macユーザーはオンライン版の弥生会計(青色申告)がおすすめです。
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弥生会計オンラインのデメリット
- 動作が(デスクトップ版に比べると)遅い
- 関連書籍・マニュアルがあまり豊富ではないのでネットとサポートが頼り
- 会計ソフトの扱いに慣れると逆に操作しにくい
オンラインのデメリットは、やはり動作が遅いこと。
これは、普通の仕訳でもそうなのですが決算時期は特に顕著。
「仕訳の修正→残高試算表→仕訳の修正→残高試算表→・・・」
といちいち画面をいったり来たりするのが遅いし、面倒。
デスクトップ版なら「Ctrl + Tab」で開いてる画面をサクサク切り替えられるのが快適です(^^)
また、関連書籍も少ないので逆に初心者には扱いづらいと感じる部分があると思います。
弥生会計オンラインと19シリーズの違いまとめ
弥生会計のデスクトップ版とオンライン版の値段の比較、機能の違いをまとめます。
弥生会計19シリーズには、スタンダードやプロフェッショナルなどがありますが、このうち、弥生会計オンラインと機能や値段が同じくらいの「スタンダード」と比較します。
また、サポートについては最も加入件数の多い「ベーシックプラン」の値段を比較します。
値段と機能の比較
※価格は全て税別
内容 | オンライン | 19スタンダード |
---|---|---|
動作の快適さ | △ | ◎ |
入力のしやすさ | △ | ◎ |
サポート | ◎ | ◎ |
初年度費用 | 30,000円 | 39,800円 |
2年目以降 | 30,000円 | 34,500円 |
複数台のパソコンで使用 | ◎ | × |
Macでの動作 | ◎ | × |
内容 | オンライン | 青色申告19 |
---|---|---|
動作の快適さ | △ | ◎ |
入力のしやすさ | △ | ◎ |
サポート | ◎ | ◎ |
初年度費用 | 無料 | 12,000円 |
2年目以降 | 12,000円 | 12,000円 |
複数台のパソコンで使用 | ◎ | × |
Macでの動作 | ◎ | × |
インストールタイプ(デスクトップ版の)だと、初年度に12,000円かかってしまいますが、それでもデスクトップ版の方がおすすめです。
なぜなら、オンラインとデスクトップ版では入力のしやすさ・操作性が全然違います。
基本的には会計ソフトのデータは移行するのが面倒なくさいので、最初からお金払ってインストールタイプで軽快に入力する方が遥かに効率良いです。
- 弥生会計オンラインは今なら初年度無料のキャンペーンあり
- デスクトップ版弥生会計は初年度最大15ヶ月サポート無償
- 弥生会計オンラインの場合、複数のパソコンで使用可能だが、同時に使用する事はできない
まとめ。最もおすすめはデスクトップ版「弥生会計19 スタンダード」
オンラインとデスクトップ版の最も大きな違いは、やはり「動作の快適さ」です。
普段はそれほど気になりませんが、決算時期はその違いが如実に現れます。
オンラインだと、経費の計上漏れなどをチェックして、すぐに利益を確認したいのに画面間の遷移が遅く、ストレスになります。
スマート取引取込で、銀行データの連携機能もあり、会計ソフトの中で最も売れているシリーズの最もおすすめなのが「弥生会計19」スタンダードです。
デスクトップ版の弥生シリーズの購入は、家電量販店のほか、Amazonや楽天市場でも買う事ができます。
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もし、部門管理を行いたい人はデスクトップ版の「プロフェッショナル」を使うと良いでしょう。
(なお、デスクトップ版の「スタンダード」と「プロフェッショナル」の主な違いは部門管理などです。)
詳細はこちら:弥生会計スタンダードとプロフェッショナルの違いとは?機能比較まとめ
以上、弥生会計オンラインの違いとは?デスクトップ版とどっちがおすすめ?でした。
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